作品一覧全5件
代表作 連載 17エピソード
中学2年のクリスマスの日に幼馴染が事故に遭ってしまう。 待ち合わせに自分が遅れたせいだと罪悪感に押しつぶされた主人公の瞳に映る世界は色を失ってしまう。 どれだけ後悔しても時間は戻らず、周りの人達は時間が経つと共にどんどん先へと進んでいく。 主人公は幼馴染の趣味だったカメラを手に取り、レンズを通して幼馴染と同じものを見たいと願う。 色を失った主人公は事故から1年間どれだけ足掻いても幼馴染と同じ景色を見ることはできなかったが、高校入学をきっかけに出会う人達と関わることで世界は少しずつ色を取り戻していく。 主人公は色を取り戻して幼馴染と同じものが見られるようになるのか、それともレンズを通して新しい景色を見ることができるのか
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月14日
春チャレンジ2025 男主人公 学園 現代 青春 読了時間:約75分(37,363文字)
連載 完結済 41エピソード
「稼げるバイト紹介してやろうか?」 「マジすか?お願いします!」 地元でも少し悪い噂のある先輩からの誘いに、借金が原因で一家離散した俺は生活費を稼ぐため、飛びついた… 上手い話には裏がある。 それは当然の事だった… 「それでどんなバイトなんですか?」 「まぁ、結構肉体労働系なんだけどお前体格良いし体力もあるから余裕だと思うぞ」 「今月ピンチなんで頑張ります!」 「おう、頑張れよ!」 まずは面接だと先輩に連れられて地元を離れていく 「ここからは企業秘密ってやつに触れることもあるからこれつけてくれ」 「あ、そうなんですね…高いバイト代払う企業ってセキュリティとかもしっかりしてるんですね」 「ははっ、当たり前だろ、ごちゃごちゃ言ってねぇでさっさとつけてくれ」 「あぁ、すいません、付けます付けます…」 アイマスクと耳栓を渡され、疑うこともせずに着用し、車に乗せられて数時間後 気がつけば俺は悪の組織の下っ端として生きることになっていた… そして、下っ端としてヒーローと戦い、敗れても捕まらない様に逃走する日々を過ごして一年が立っていた。 俺は今朝までこの話に飛びついたことを後悔していた。 そう、今朝までは…
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2024年10月16日
ギャグ シリアス ほのぼの 男主人公 学園 現代 魔法 日常 青春 ヒーロー ESN大賞7 DNCMOON6大賞 アニセカ小説大賞1 OVL大賞10 123大賞5 読了時間:約234分(116,980文字)
連載 5エピソード
少年は何も持っていなかった。  親のことも自分の名前すらも知らない。  なぜここに居るのか、何をして生きていけばいいのか、自分は何なのか……自己や自我と呼ばれるようなものは何も持たず、知らず、この場所で今日も生きている。  国中のいらない物が集められ捨てられていく、この場所には、物だけでなく生活に困り、行くあてのなくなった人が自然と集まって来ていた。  集まった人は自分が生きて行くことに必要な物をとにかく手に入れ、一日でも長く生きていけるようにと他人を蹴落とし、欺き、奪って生きている。  そんな環境で育った少年は当然優しさ、思いやり、夢や希望、そんなものが世の中にはあるということを知らずに生きてきた。  そんな少年はある日ゴミ捨て場に突然現れた、周りに優しくすることのできる。自己犠牲の精神をもった不思議な少女に出会うことで人の温かさを知る。  少年は『普通』を知らないままに育ってきたため、少女が自分を犠牲にして周りに優しくするといった行動の理由がわからず、モヤモヤとした気持ちになる。  しかし、同時に少女が自分に優しくしてくれた時には確かな心地よさを感じるのもまた事実であった。  ある時をきっかけにして、少年は少女が言った『普通』という物を知るために世界を見てみようと決心した。    少年は何も知らないが、知らないなりに、様々な人の想いや社会の仕組みに触れていくことで『普通』とはなんなのか、『普通』は幸せなのか学んでいくことになる。
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ローファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2024年07月17日
ネトコン12 集英社小説大賞5 バンダナコミック01 ドリコム大賞3 アイリスIF5大賞 123大賞5 ESN大賞7 シリアス 男主人公 中世 魔法 冒険 日常 Nolaノベル掲載中 読了時間:約36分(17,509文字)
連載 8エピソード
先先代の魔王は言いました。 『よくぞ数多の配下を打ち破り、ここまで来た勇者よ!貴様が望むのであればこの世界の半分をくれてやろう』 それを聞いた勇者はこう返しました。 『半分では全然足りないな、俺は世界の全てが欲しい!』 それを聞いた魔王は諭すように言いました。 『ほぅ…そのような過ぎた強欲は身を滅ぼすぞ勇者…だがその心意気に免じて6:4で手を打とうでは無いか。お主もここまで来て旅を共にしてきた仲間達を失うのは惜しいだろう』 勇者は仲間を殺されるかもしれないと歯軋りをしながらもこう返しました。 『…8:2なら手を打とう。貴様も慕ってくれる配下の命は惜しいだろう。これ以上は譲らん」 魔王は苦しげな笑みを浮かべて言いました。 『仕方があるまいな、お互いに失いたく無いものは多い。それで手打ちだ!本日この時より人類と魔物の戦争は終戦とする!!』 魔王の城まで勇者が攻め込み、和睦という形で終戦を迎えた。 人類は魔物に侵略された土地を取り戻し、さらに追加で広大な手付かずの自然や資源を手に入れました。 魔物は領土や資源を失い貧しくなったものの、仲間の命は守ることができました。 世界はこうして束の間の平穏を手に入れたのでした。
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ハイファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2024年06月14日
HJ大賞5 ネトコン12 集英社小説大賞5 ドリコム大賞3 ほのぼの 男主人公 人外 魔王 内政 魔法 日常 Nolaノベル掲載中 読了時間:約64分(31,975文字)
連載 完結済 47エピソード
100年前に勇者と魔王と呼ばれた存在が相討ちになったことで、聖気と邪気が複雑に混ざりあい、魔力と言われる存在となり、世界に広がった。  世界が魔力で満たされ、今まで使ってきた聖気や邪気を軸にした技術が使用不可能になる中、才能あるものは新たに魔法が使えるようになり、地上にはダンジョンが出現するようになった。  ダンジョンは一定期間放置されることで、内部の魔物が外に溢れ出て人々を襲うようになった。既存技術が衰退し、新技術である魔法の研究が全く進んでいない人類にとって魔物に有効な対抗手段は少なく、魔物を生成するダンジョンは恐怖の象徴になった。  一方でダンジョンは未知の植物や鉱石などの資源で溢れており、病気やエネルギー問題を一気に解決する資源となったことで発掘されるアイテムは人々の生活を支え、一定の希望を与える存在にもなっていった。  世界が一気に姿を変えていく中で、人類はダンジョンに対し、積極的に協力しながら対応していくことでかつての安全な暮らしを取り戻そうと躍起になっていたが、ダンジョンから「天空石」と呼ばれるレアアイテムが発見されたことで協力の体制は静かに崩壊していったのである。  「天空石」は使用することで地盤ごと建築物を持ち上げることが出来るアイテムだったのだ。  これによりダンジョンが出現する危険な地上から資本家や一定以上の地位にあった者は安全を求めて天空建造物「楽園」に姿をくらませる計画を秘密裏に立てていたのである。  この計画が実行されれば、普通に暮らしている人々はダンジョンという危機にに対して出資者、生産設備などあらゆる生活基盤を失った上で対抗することになるだろう ーーこれは世界が変革していくなか、人々の生活を支える柱となる「ギルド」と「冒険者」の物語である。ーーー
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2024年06月06日
男主人公 人外 内政 魔法 冒険 ダンジョン ネトコン12 集英社小説大賞5 バンダナコミック01 ドリコム大賞3 HJ大賞5 Nolaノベル掲載中 読了時間:約266分(132,868文字)