『擬態 × 正体隠匿 × 非力系人外主人公』
──借り物の“顔”で、世界を歩く。
記憶・嘘・後悔が絡み合う、
“なりかわり”ダークファンタジー。
異世界で、モンスターとして生まれた“俺”には名前がない。
化けて、隠れて、ただ生き延びる──それだけが俺の人生だった。
そんな俺に、魔王が笑いながら言った。
「おまえ、スパイとか向いてんじゃね?」
そして、俺は人の地へ向かった。
最初に拾った“顔”は、騎士リオ──姫を守って死んだ男。
その顔を借り、俺は英雄として生きることになる。
誰かのふりをして、誰かの言葉で語り、
誰かの正義を演じながら、誰にもなれず、誰にも知られず、
それでも“俺”は、誰かの希望になっていく。
この顔が、誰のものか。
君は、知らない。
処女作のため表現や構成に至らぬ点もあるかと思いますが、
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作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月11日
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読了時間:約171分(85,090文字)