花の名を関する、様々な世界を旅する自由な神。
彼らは自分達を”旅神”と名乗っていた。
誰よりも自由な存在に見えてしまう彼らには残酷な現実が存在していた
生みの親である創造主に命を弄ばれていた。何度も、何度も何度も。時間を数えるのが億劫なぐらいに――――
場面は変わり
ある世界で一人の青年がありきたりな日常を歩んでいた
彼の名は「未希真霧(みきまきり)」
ほんの少し周りとは違うだけの一般人
人である真霧には他とは違う特別な力を持っていた
それは自分が世界を自由に行き来する”花の名を持つ旅する神”——旅神であるという事
そして”旅神と真霧にとって都合のいい設定によって創られた創造物/人間”である事
真霧は人の身でありながら、自分を生み出した旅神の面倒事に首を突っ込む事になる
それは悪行/裏切りであり善行/救済な、創造主によって保ち続けていた秩序を無くす行為
「人であるお前が我等の行為に首を突っ込む必要はないと思うが?」
「勘違いするな。俺は俺の世界を護る為にアンタ達に力を貸しているだけだ。あいつが完璧に創ってくれていたら力なんて貸さない」
部外者は己の意思の為自ら加害者となり果てる
幸せな結末を迎える為に必要な鍵は、本来生まれるはずがない人間でした。
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カクヨムにも投稿
ジャンル的に異世界だったんで異世界ファンタジーに変更
改稿作業にて、一時的に全ての連載非公開。また一から上げなおします(5/3)
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月07日
シリアス ダーク 男主人公 人外 花 異能 複数世界 神 創造主
読了時間:約17分(8,106文字)