１８才の夏休み初日、待ちに待ったダンジョン免許証を取りに行った俺は、適性検査をパスしたあと、水晶によるジョブ判定を受けた。 なんと得たジョブは【愚者】 俺って学校の成績だけはいいのに、それしか、いいところがないのに。 それなのに、なぜ【愚者】なんだ？ アホになっていくジョブなんてあるのか！？ アホになって死にたくない俺は、ダンジョンには入れない不適合者の道を選んで、ダンジョンへの夢を諦めた。 ところが。 免許センターの職員になると、ダンジョンに入れる？ だったら、大学はやめて、職員になるよ！ 高校卒業後は免許センターの職員となることに決まった俺は、そこで知り合った友人と夏休みの間、研修を受けることになった。 高校最後の夏休み、その研修記録である。

俺は宮主。「みやじ」と読む。なかなか正しく読んでもらえない。高校一年五組の保健委員で帰宅部所属。 散歩中、猫の案内で畑に穴を掘ってみたら、短刀が見つかり、その先には洞窟があった。 洞窟にはなぜかスライムがいる。 スライム？ 理由もわからず猫からチカラをもらった俺と七組保健委員の友人は、洞窟でスライムに挑む。 そして、洞窟からダンジョンへと転移してしまった。 まだこの国ではダンジョンは人跡未踏の地である。 果たしてどんな世界が広がっているのか。

中学三年生、ツナの失敗談。 夢のおはなし。 コンビニおにぎりはツナマヨが好き。 カクヨム様でも遅れて投稿しています。

　堀田真理です。ほったまり、から、たまちゃんと呼ばれています。 　高校一年までは眼鏡をかけていましたが、二年生に上がったときコンタクトに変えました。けれど、眼との相性が悪くて、眼鏡に戻りつつあります。先輩は、コンタクトは眼に良くないし、眼鏡が似合うんだから、コンタクトやめたら？　と言ってくれるので、先輩がそういうのなら戻そうかな、っていうことにしています。 　ムッツリで、あまりともだちがいない先輩が、プリンを食べたくなって、プリンを買いに出掛けて、いろいろあってプリンを無事食べる、それだけの話です。（予定） 　そして、私と最後はハッピーエンドになります。（予定） 　 　悲しいお知らせをしなくてはなりません。 　先輩が亡くなりました。 　あの日、帰宅途中の私と会ったあと、プリンを買って家に帰ろうとしたところで事故に巻き込まれてしまったのです。 　お通夜の日、私と先輩の姉の愛（めぐみ）さんとで、泣きながら【復活再生と現世召喚】の呪文を彼の遺体に唱えました。 　必ず呪術の効果はあるはずです。なんといっても、私と愛さんの呪力は無限∞ですから。

　けっしてあかしてはならない。 　師からの戒めを受けたギャレット、彼が生きる世界は、ダークマテリアルによって生じた異世界が広がる、そんな世界だ。そこでは、大っぴらには、召喚師としては生きられず、かといって魔術師にも剣士にもなれない。 　自分はなにものとして生きればよいのか。迷うギャレットの自分探しの旅が始まる。 　師からの戒めを守ることができるのか。異世界だけでなく人生でも探索者となったギャレット。 　一方、ショコラ、コーレストはみずからの意思で人生を切り開こうとする。 　恐れる男と恐れない女はそれぞれの生き方を、こう生きてみたいという思いとは別に、生きた結果としての歴史を記していく。 　ギャレットは、ショコラは、コーレストは、どのように生きていくのか。 　ひるがえって、 　君たちはどう生きるか。 　僕はどう生きたらいい？