世界的に大流行しているバトルロイヤル系FPS『E:ros（イーロス）』。基本プレイ無料、PAY TO WINの要素無し、英雄はそう！君かもしれない！そんなやっすい謳い文句で30億のプレイ人口を抱える超BIGな覇権ゲームは、近々人工知能を搭載したCPUが導入されると噂されており―――

友人の家に遊びに来た男子高校生。 2人は流行りのゲームで遊ぶことにするが、その家は猫を飼っていて―――

世界的に大流行してるバトルロイヤル系FPS『E:ros（イーロス）』。億を超える莫大なアクティブユーザーを抱える化物ゲームは、しかしある大きな問題を抱えていた。それが【チーターの大量発生】。ライトユーザーがまともにプレイ出来無いほどの治安の悪さで、少しずつではあるがユーザー離れが進行していた。そんな折、桜川優斗（本編主人公）とその友人の影山瞬（本作主人公）も、いつものようにE:rosをプレイする中、例外なくチーターに轢かれてしまう。実生活でも多大なストレスを抱えていた影山瞬は、その理不尽な暴力を存分に振るわれ、ある1つの決断をする。 これは、間違った選択をした者の、愚かで悲しい物語。 「チーター〇すべし。慈悲は無い」