「明日はきっと、もっといい日になるよね、ネガ太郎!」
「そんなことは明日になってみないとわからないし、きっと明日は今日より最低の一日になるよ。空原さん」
これは、幼い頃に大切なものを失ったネガティブ男子と、幼い頃から大切なものを守りたくて笑ったポジティブ女子が演劇部で出会って始まった、少しだけずれた青春劇。
悲劇は悲しいだけじゃない。
喜劇は楽しいだけじゃない。
人の何が舞台を作り、人は舞台に何を見るのか。
学校を舞台に、二人と、それを取り巻く人々が織りなす劇の行く末を見届けてみませんか?
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