たった１７歳という若さで死んでしまった美月。向かったあの世で「１８歳未満で死んでしまった人間は違う世界に転生できる」ということを教えてもらい、転生を決める。 そして転生した世界は魔術、精霊、はたまた幽霊が入り乱れる世界。その世界で一番権力を持つ王室に代々仕える由緒正しき公爵家だった。 容姿端麗、魔術、武術、精霊術、すべてにおいて天才と謳われる彼女に待ち受ける指南の数々。彼女は前世と違い、幸せな日々を掴めるのか――――。

妖華姫という名を持って生まれた茜音。五華と呼ばれる五人の守護者に守られながら、１６歳になるまでの人生をその五人と共にする。１６歳になれば五華の中の誰か一人と結婚し二人で静かに生きていくことになるのだが、それを邪魔するものが現れたり、五華の命を狙うものが現れたり、波乱に巻き込まれていく。茜音は幸せの日々をつかめるのか―――――――。

鈍感美形少年の白馬は、有明財閥令嬢の有明美奈に護衛を任じられる。美奈の好意による護衛の任じだが…もちまえの鈍感でことごとく美奈のアピールを空回りさせてきた。しかし、些細な喧嘩から二人の距離は縮まり始めた…。何もかもお見通し（？）の幼なじみの秋斗や、鈍感な白馬、白馬に好意を寄せる美奈の三人が不思議な現象に巻き込まれていくファンタジーと恋愛が混ざった小説です。