退魔師の家系である榊家に生まれた少女、奈緒は霊力が少なく、退魔師としては底辺。
それでも妖怪は視えてしまうから、決して普通には生きられない。
ある日奈緒は、強く美しい妖怪に出会い、彼女から術を習うことになる。
これは、退魔師の家系に生まれた少女が無自覚に犯した罪の話 第一作「ただ、それだけだったのに」
妖怪と戦うための刀をつくる刀鍛冶。その家系に生まれた朱音には才能があった。
周りに持ち上げられ刀鍛冶の修行をしてはいるものの、朱音には刀鍛冶を目指す理由が才能以外に何もない。
そんな朱音のもとに、一人の少年が訪ねてくる。
自分の才能に心が追い付いていなかった刀鍛冶の成長譚 第二作「その歩みを止めないで」
退魔師の少女が、人を嫌った妖怪が、刀鍛冶の少女が、戦いの才能を持った少年が、友人が、兄弟が、同じ世界に生まれたさまざまな人々が巡り会い、物語は紡がれる
この作品は名古屋大学文芸サークルのサークル誌に載せている同一世界線の話をまとめています。新しい話はサークル誌制作のタイミングに合わせて更新していきます。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年06月29日
シリアス 人外 現代 妖怪
読了時間:約223分(111,350文字)