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エレニア王国の伯爵令嬢ライカは、冒険者になることに憧れていた。
それで奴隷のアーネストを誘い、冒険者になる!と、決意する。
無茶な話だと渋るアーネストだったが、9年後、彼らはまんまと冒険者になっていた。
旅立ってから1年半ほど。
第1話では、翡翠竜ヤーデレーゲの暴走から村を守った。
以下は第2話のあらすじ。
第2話では、ライカとアーネストが、新たな港町クェルカに降り立つ。
そこでは商品価格の高騰が問題になっていた。
宿の主人に訊ねると、裏山に竜が出たという。
光蜈蚣竜ブリュナーク。
クェルカは小さな港町で、交易や漁業よりも、裏山の林業が主産業だった。
なぜなら、裏山は小規模な光のダンジョンで、広葉樹が育つのが早く多くの木材が採れるからだ。
クェルカ材は、脆いことで知られ、天を衝くほど長大な樹でも、やろうと思えば人間が手で引き裂けるとされている。
※怪我をするからやめましょう。
脆い代わりに大量の燃料として使われるクェルカ材はエレニア王国の種火だ。
ライカたちは1度、様子見でダンジョンに入り、耐熱対策の必要を知った。
一通り見て回り、攻略できると判断する。
帰還し祝杯を挙げるライカだが、飲み過ぎて翌朝は二日酔いである。
アーネストは、クェルカの冒険者ギルドに過去の資料を見せてもらえるか訪ねる。
その途上……
ウッドエルフの美人に因縁をつけられカツアゲに遭う。
更にその妹だという美人が、氷の視線で彼を苛む。
アーネストは悲しくなったので、撤退した。
ただその女性たちから、ギルドに行くより古書店回った方がマシ、との助言は引き出していた。
翌日、改めて情報を精査し、ブリュナーク退治に向かう2人。
そこへダンジョン内で声が掛かる。
昨日カツアゲしてきた美人姉妹だった。
なぜか姉の方はご機嫌で、一緒に倒すか、と軽く言う。
反対論も上がるが、事実パーティーバランスが良いので、最終的には正論が通る。
ブリュナークを探していると暗殺ウサギがぴょんぴょんしていた。
斬首を狙うウサギを、順当に倒すライカたち。
やがて、ブリュナークを発見する。
休憩の後、ライカたちは挑む。
激闘の末、大百足を倒すライカたちは、クェルカを離れ、オスターに向かった。
以上、第2話までのあらすじ
3話以降はご自身でご笑読頂ければ。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年10月01日
ギャグ ほのぼの 女主人公 人外 魔王 勇者 西洋 中世 魔法 冒険 ハッピーエンド ダンジョン パラレルワールド ヒーロー コンテスト
読了時間:約258分(128,625文字)