奴隷として生きるルルは、大樹の国の大商人に買われる。
そして、大樹の国の女王との出会いは、ルルの人生を破綻させ、最悪の旅路へと強いられる。
ルルは願う、この旅が早く終わればいいのにと。
大樹の国の女王フェムは、世界を自由に旅するという夢を持っていた。
そして、奴隷の少女との出会いは、数奇なすれ違いを生み、待望の旅路は最悪のものとなってしまう。
フェムは願う、奪ってしまった彼女の笑顔を見たいと。
奪われた少女と奪ってしまった少女、二人。
これは、そんな二人の少女の話す旅路。
そして、たった二人の少女の"絆"の物語。
*以前から投稿していた『ツーボンド』を一から書き直して投稿しています。
*カクヨム
ノベルアッププラス 同時掲載