瘋癲の末に夭逝した闇尾超。その闇尾超が書き残した何冊かの大学Noteが私に送られてきた。私はそれに読み耽る内に闇尾超の魂魄と対話するかのやうな錯覚の中に迷ひ込む………。

倉井大輔が梵鐘が鳴る寺の墓場へと彷徨し、そこで何かに出会ひ、そして……。

日常は最早、脳に寄り添ふ形で妄想するやうに成り下がってしまった。この渾沌の世界に妄想ばかりが膨脹する。

読んで字の如くの一編の詩です。

幼児が生みの親に殺されたその事件を因にした詩です。

何の変哲のない一編の詩です。

――誰でもよかった。 といって赤の他人を殺戮する輩について書いたものです。

読んで字の如くの一編の詩です。

題の通りの内容の詩です。その狂気を堪能してください。

時間とは自由の一つである。そんなことを書いた詩です。