作品一覧全13件
代表作 連載 完結済 46エピソード
「悪いが、僕は君のことを愛していないんだ」 結婚式の夜、私の夫となった人、ルイス・ド・アスタリア第一皇子はそう告げた。 ルイスは、皇后の直々の息子ではなく、側室の息子だった。 継承争いのことから皇后から命を狙われており、十日後には戦地へと送られる人物。 生きて帰ってこれるかどうかも分からない、そんな男に愛されても迷惑な話だ。 「分かりました。皇子の帰りを、お待ちしておりますね」 戦地へと向かった夫を想い涙を流すわけでもなく、私は豪華な皇宮暮らしを楽しませていただいていた。 そんなある日、使用人の一人が戦地に居る夫に手紙を出せと言ってきた。 彼に手紙を送ったところで、私を愛していない夫はきっとこの手紙を読むことは無いだろう。 (それなら、少しくらい不満を吐き出してもいいわよね?) そう思い、普段の鬱憤を詰め込んだ。悪意を込めて、夫に送る手紙を書いた。 ……まさか、彼から返事が返ってくるとは微塵も思わずに。 ☆ ※ランキング2位ありがとうございます! ※エピソード7以降が連載版のみの話になります。 ♡Ruhuna大賞第一審査突破 ♡完結記念に主人公ロゼッタのイラストを掲載しています。カワイイです!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月27日
スピアノベルス大賞1 アイデジIR大賞 女主人公 ハッピーエンド アイデジIR大賞新人 読了時間:約369分(184,117文字)
連載 17エピソード
テレジア王国の我儘で傲慢なお姫様。 悪い噂ばかりが先行する“悪名高き姫”として知られていた私は、実の父親である国王に捨てられ、隣国の皇子へ嫁がされることに。 しかし故郷の国でも、嫁いだ国でも、私に向けられるのは冷たい視線と根拠のない悪意ばかり。 そんな中、唯一「信じる」と言ってくれたのは愛の無い政略結婚をした皇子・アルセインだけだった…。 嘘から生まれた悪名により孤独を強いられたルクレティアと、唯一ルクレティアのことを信じてくれる夫、アルセイン。 偽りと誤解の渦の中で芽生える、夫婦のすれ違いラブロマンスです!
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年07月03日
スピアノベルス大賞1 アイデジIR大賞 女主人公 ハッピーエンド 政略結婚 アイデジIR大賞新人 読了時間:約132分(65,635文字)
短編
私、フィオレッタ・ラヴァルは、どこにでもいるただの侯爵令嬢だ。 少し他の人と違うところといえば、前世の記憶を持つ“転生者”であること。 前世で読んだ小説『恋するトウィンクル聖女』の主人公に転生してしまった私は、自分の運命を受け入れながら楽しく毎日を生きていた。 そんなある日、我儘で傲慢だと悪名高いバイオレット嬢が、突然人が変わったように性格が穏やかになったという噂を聞き…。 そのうえバイオレット嬢は、自分は“転生者”であると私に明かし、なんと「私と代わってほしい」と言い出した。 何を代わって欲しいのかと疑問に思いつつも、突如として物語の悪役になってしまった彼女を不憫に思ったその時。 私の身体はバイオレット嬢によって崖から突き落とされてしまって――
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月20日
女主人公 ざまぁ 聖女 読了時間:約16分(7,539文字)
短編
ロマンス小説をこよなく愛する、帝国一のロマンス脳貴族令嬢フリル・ラティア。 ある日、通っている帝国学園のクラスメイト2人に呼び出されてしまう。 「コゼット嬢に嫌がらせをするなんて、淑女らしからぬ行為です!」 「まあまあ、落ち着いてくださいよ。ねっ?」 「っ、なんとお優しい……!」 私が嫌がらせ?一体、いつ? ……いいや、そんなことよりもこの展開なんだか既視感がある。 これはまさか、小説で何度も見た『私の男を取らないで!』ってやつでは? どうやらコゼット嬢は私の婚約者の皇子に恋をしているらしい。 政略的な婚約関係の私たちとは違って、仲睦まじいという噂もあったし確かにお似合いだと私も思う。 (ヒロインとヒーロー? 私はもちろん応援するわ!) しかし、コゼット嬢が突然「フリルさんに階段から突き落とされましたの!」と言い出して……。 もしかしてあなたヒロインじゃなくて……性格がめちゃくちゃ悪いタイプの悪役令嬢じゃないですか? ・ しっかりざまぁです
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年06月06日
女主人公 結構しっかり ざまぁです 読了時間:約15分(7,232文字)
短編
100年に一度、天界から神が降臨し、神直々に聖女を選び出す。 それが、この国の聖女儀式だった。 誰もが聖女に選ばれることを望んでいた中。私、フリル・ローディエンスだけは違った。 昔に読んだ、聖女伝説物語という本の一文 「聖女に選ばれた者は、愛を手にすることはできない」という内容を、強く覚えていたからだ。 私が望むのは、神に仕える聖女なんかではない。 ただ、愛する人と幸せになりたいだけ! (お願いします、聖女になんてなりたくありません!) ーーしかし、必死な祈りも虚しく、神は私を選び、聖女の力を継承した。 血の繋がりのない妹・エリアナは「一体どんな手を使ったのよ!」と激昂。そして聖女になった途端、手のひらを返して擦り寄る父親。 聖女?興味ありません! 私はただ、愛する人と一緒になりたいだけです! ざまぁ中心です。お願いします~
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月27日
女主人公 ハッピーエンド 聖女 ざまぁ 読了時間:約26分(12,782文字)
短編
生まれ変わると、貴族令嬢になったエレシア。 二度目の人生を謳歌するんだ!と生き込んでいたが、前世でミッションスクールに通い日々祈りを捧げていたのが運の尽きか、伝承にある“聖女の祈り”を言ってしまい、聖女の力を発揮してしまう。 「神とか信じてないし、信仰心も何もないし、聖女なんか止めたい……」 そんな彼女の前に、「自分こそが真の聖女である!」と名乗り出た令嬢が現れた。 「お前は偽物だったんだろう!僕を助けてくれた彼女こそが本物の聖女だったんだ!」 王子と、王子のそばで涙を流す令嬢。 (神様、ありがとうございます!) その光景を前に、エレシアはかつてないほど、神への感謝の言葉を述べた。 脱、聖女希望のエレシア。短く、ざまぁとロマンスを楽しみたい方にオススメです。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月16日
女主人公 聖女 ざまぁ 読了時間:約22分(10,886文字)
連載 完結済 18エピソード
公爵令嬢レティアは生まれつき体が弱く、医者からは二十歳までに命を落とすと宣告されていた。 そんな彼女に着いた異名は『病弱姫』 レティアには婚約者が居た。しかし、信頼を置いていた婚約者ロイドが愛人の令嬢と、服をはだけさせて抱き合っている現場を目撃してしまい……。 「あの女は直に死ぬ、欲しいのはアイツの公爵家だけさ」そう愛人に囁くロイド。 (ひどいわ、私を騙していたのね?) パーティー会場の隅で、一人寂しく涙を流すレティア。 そんな彼女に、突如手が差し伸べられた。 『僕を信じて』 ・・・ 「なぁ、あの噂を知ってるか?」 「噂?」 「どうやら、病弱姫さまが家出したらしい」 病弱な公爵令嬢、レティア・カスターナ。 残された一年という短い時間を、彼女はどう過ごしていくのか。 ♡ レティアが死ぬまでの物語をカウントダウン形式で書きます。 ⚠︎ep.1〜4までは短編版
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月27日
ESN大賞8 GOマンガ原作者大賞 BK小説大賞 HJ大賞6 シリアス ほのぼの 女主人公 ハッピーエンド 命短し恋せよ乙女 読了時間:約94分(46,835文字)
短編
「近頃、カロリーナ嬢に言い寄られているんだ」 ある日、夫のローレンは深刻そうな顔をしながら、私に向かってそう告げた。 「……あら、そうなんですか」 私に何を言いたいのかしら。愛らしいカロリーナ嬢に心を奪われ、私と離婚したいとでも? だけど、あなたの性格を考えればそんなことはあり得ない。 「しかし僕が愛しているのは君だ!!」 「…はいはい。」 夫は、私のことを心から愛しているのだから。 しかし、それでもカロリーナ嬢は面倒な存在だった。 カロリーナ嬢はローレンに公然の場でアプローチを仕掛け始めた。自身の病弱さと権力を駆使して、ローレンの優しさを利用し付きまとうようになったという。 しかし互いの立場上、強く出ることも出来ない。何よりも優しいローレンが病弱な令嬢に強くものを言うことは出来るわけがないのだ。 (あざとく、ずる賢く、めざとい女。だけどね、そんな女は私一人で十分なのよ) それならば、妻である私が優しい夫に代わって対処法を考えなければいけないわね……。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月18日
女主人公 ハッピーエンド ざまぁ 読了時間:約21分(10,003文字)
連載 完結済 11エピソード
名門貴族アルティアス侯爵に生まれたフロンティアは、家族から愛されることなく育った。 (家族のためになら馬車馬のように働く。こんな人生は、もううんざりなのよ。) 「お父様、私はもう限界です」 「…そうか。それでは私から、お前に最後の命令だ」 侯爵がフロンティアに命じた最後の命令は、アルベール・ランカスター公爵との結婚だった。 ランカスター家は血で染まった歴史を持つ家であり、誰もがその家への嫁入りを忌避していた。 しかし、フロンティアには他に選択肢がなかった。 どんな悪魔のような人間だろうか、愛想を振りまいてやる!そう決めたフロンティアだったが、冷血な人物だと聞いていた薔薇公爵様は、彼女の想像とは全く違った。 「妹に、あの子に嫌われた……」 とんでもなく鈍感で、シスコンだった。 ♡ 全十一話での完結。 執筆済み、毎日更新です。
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異世界[恋愛]
最終更新日:2025年03月13日
BK小説大賞 HJ大賞6 ネトコン13 集英社小説大賞6 シリアス ほのぼの 女主人公 ハッピーエンド 読了時間:約46分(22,560文字)
短編
公爵令嬢レティア・カスターナは生まれつき体が弱く、医者からは二十歳までに命を落とすと宣告されていた。 そんな彼女に着いた異名は『病弱姫』。 レティアには、婚約者が居た。しかし、信頼を置いていた婚約者ロイドが愛人の令嬢と、服をはだけさせて抱き合っている現場を目撃してしまい…。 「あの女は直に死ぬんだ」「私が欲しいのはアイツの公爵家だけさ」そう愛人の令嬢に囁く彼をみて、レティアは愛が覚めてしまう。 (ひどいわ、私を騙していたのね?) 華やかなパーティー会場の隅で、一人寂しく涙を流すレティア。そんな彼女に、手が差し伸べられた。 『僕を信じて』 ・・・ 「なぁ、あの噂を知ってるか?」 「噂?」 「どうやら、かの有名なカスターナ公爵家の愛娘、病弱姫サマが家出したらしい。」 病弱な公爵令嬢、レティア・カスターナによる。 家出物語と、裏切り婚約者とその愛人に復讐をする話。
作品情報
異世界[恋愛]
最終更新日:2025年02月03日
ハッピーエンド ざまぁ 命短し恋せよ乙女 ! 読了時間:約23分(11,111文字)
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