ご機嫌麗しゅう。ルーズベリー王国のラピスリア公爵家令嬢、ミルドレッド・シンフォローサと申します。 　早朝、隣の大国から手紙が届いたかと思えば、急に政略結婚が計画されてしまっています！待って下さい、話が全く理解できません！ 　(計画の中で)私が結婚するのは、悪虐王子サマと名高い、ヴァレンス・テオバルト・レイザス殿下です。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 「願わくは...僕の妻になって欲しい」 　突然プロポーズをぶち込んできました。あのですね、順番ってものがあるでしょう！ 　というか...か、顔が近いんですよ...美形パワーで私のほうが恥ずかしくなっちゃうじゃないですか！ 　悪虐王子サマなはずの殿下は、意外と優しくて一途です。 　あれ、実はものすごい優良物件！？ 二人は一緒にいるうちに惹かれ合っていき…って、もう恋愛結婚でよくないですか！？

少し不思議な300文字の物語。

とある帝国に住まう少女、プリムローズ。彼女の家柄は少々訳ありで、衣食住を確保するだけで精一杯の日々を、淡々と生きていた。 しかし、彼女が豹変するきっかけを、それなりに裕福な家庭に生まれ育った少女、レイア・セリシア・クロフォードは与えてしまった。 レイは左右で色の違う瞳を持っていた。そんな彼女も、迫害の対象だったのだ。 利害の一致から結ばれた二人だが、友情が芽生えた事で、帝国の未来が変わる。叛逆を経て彼女たちの得たものとは...

とある帝国に住まう少女、プリムローズ。彼女の家柄は少々訳ありで、衣食住を確保するだけで精一杯の日々を、淡々と生きていた。 しかし、彼女が豹変するきっかけを、それなりに裕福な家庭に生まれ育った少女、レイア・セリシア・クロフォードは与えてしまった。 レイは左右で色の違う瞳を持っていた。そんな彼女も、迫害の対象だったのだ。 利害の一致から結ばれた二人だが、友情が芽生えた事で、帝国の未来が変わる。叛逆を経て彼女たちの得たものとは...

　俺、月代 藍(つきしろ あい)はゲームをこよなく愛す引き籠もりダメニートだ。 　そんな俺は、タンスの角に小指をぶつけた(ことによる二次被害)によって死んだらしい。 　はは、冗談はよしてくれよ。洒落にならん。 　...おい、嘘、だよな？ 　俺を哀れんだ？神様は、 「――お前に一度だけチャンスをやろう。異世界転生だ。お主の願いを一つだけ聞き入れてやろう。なんでも言うが良い」 　願いを聞き入れてくれるというのだ！ 「この身体のまま、元世界とほぼほぼ同じ世界で養ってもらえるようにしてください」 「わし、お前のこときらいだから全部真逆の条件で送り届けてやろう」 　ハメやがったなユダめ！ 　雲から突き落とされた俺はご臨終...ではなく。 　とあるイケメン(に見えた少女)に救われたのだった。 「んん...」 　あれ、声が高いぞ？もしかして... 　女　の　子　に　な　っ　て　る　！　？ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 　前世ダメニートの俺は、異世界転生で女の子になり、最強能力を持ったヒーローとなる。 　だが、俺は断じて認めない！ってか働きたくないんだぁっ！！ 　ほのぼのした、TSっ娘の異世界旅を描いた小説です。

未来の視える少女、心結は、８年間恋をしてきた幼馴染、碧羽の未来を視てしまう。 その未来とは、「暴走車両から心結を守るため、身代わりになる」というものだった。 「——いつだって、守ってやる」 　ああ、嬉しい。けれど、私が一番望んでいるのは、「碧羽が生きていること」なんだ。 　だから、もう、関わらないほうが良いんだ。 「ありがとう、でもごめん。もう、一緒にはいられない...！」 果たして、この恋は実るのか、そして、未来を変えることはできるのか。その結末は、神(と作者)のみが知っている。

未来の視える少女、心結は、８年間恋をしてきた幼馴染、碧羽の未来を視てしまう。 その未来とは、「暴走車両から心結を守るため、身代わりになる」というものだった。 「――いつだって、守ってやる」 　ああ、嬉しい。けれど、私が一番望んでいるのは、「碧羽が生きていること」なんだ。 　だから、もう、関わらないほうが良いんだ。 「ありがとう、でもごめん。もう、一緒にはいられない...！」 果たして、この恋は実るのか、そして、未来を変えることはできるのか。その結末は、神(と作者)のみが知っている。 １０話くらいで完結予定です。長くて１５話。本当は短編にしようとしていたのですが、完結まで期間があったほうが良いかなと思ったので連載での投稿です。また、異世界ものの方の連載を続けながら短編はきつかったというのもあります。