仕事終わりの夜道、突然車が主人公目掛け走ってきた。しかも、それは意図的だった。車にはねられた主人公はそこで意識を失うことに。
……そして、意識を取り戻し目が覚めるとそこは別の世界だった。
そこでカイリーとして生きる主人公。だが、その世界はかつて人間と戦をし勝利した四種族が支配する世界だった。
エルフ、ヒュレー、テロス、エイドスによって国を失った人間は行き場を失い彷徨い、時に奴隷の身分へと落とされた。
そんな世界で絶望するカイリーだったが、色欲の錬金術士に出会うことで眠っていた自分の力が目覚める。それは世にも珍しい『闇』の力だった。
一方で百年続いた平和の均衡が崩れる事件や暗躍が起きるのだが…… 。