作品一覧全10件
代表作 短編
幼い頃に父親と生き別れた康介だったが、母の葬儀に老いた父が姿を現した。母が叔母に預けていた手紙には、その父が康介の本当の父ではないという思いも寄らぬ事実が書かれていた。自由奔放に生きた母、血のつながりのない父親、そして本当の父親。すべてが過去に隠されていたことに憤りを覚える康介とその家族模様を描いた作品。 設定は悲劇的ではありますが、康介の家族の在り方が見どころです。ラストはほのぼのしていただける作品に仕上がりました。
作品情報
純文学[文芸]
最終更新日:2024年03月25日
現代 日常 ホームドラマ 家族 桜 読了時間:約42分(20,718文字)
短編
高校を卒業したら、仲良しグループもそれぞれの道を進みだす。 大好きな一樹は大切な仲間。だから、それ以上の関係なんて望んでいなかった。ずっと仲良しグループでいられれば、それだけでよかった……。 青春と恋の物語をお楽しみください。
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現実世界[恋愛]
最終更新日:2025年05月17日
ほのぼの 女主人公 現代 日常 ハッピーエンド 青春 読了時間:約10分(4,871文字)
連載 完結済 21エピソード
辻斬りに遭遇した源之進。 おせっかいで好奇心旺盛な遠野に言いくるめられて、下手人捜しを始めることになった。 今回はあやかしはなし! ですが「夜叉神峠」と合わせてお読み頂けると、より楽しんで頂けると思います。 登場人物のキャラと男同士の友情もお楽しみ下さい。
作品情報
歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年09月09日
ESN大賞7 男主人公 和風 近世 時代小説 友情 正義 江戸時代 読了時間:約48分(23,596文字)
短編
喜八は江戸で横行する火付けの現場を、野次馬に紛れて見物していた。 焼け跡からは無残に斬り刻まれた骸が発見された。噂によると、同じような事件が続いているという。それを聞いて、喜八は尾張にある自分の店が心配になり、早々に帰途についた。 道すがら喜八は、腹を空かせて行き倒れかけている右近と名乗る若者と出会った。右近に同情した喜八は、旅路を共にすることを申し出るが、同宿した先でまた火事に見舞われてしまう。 焼け跡が気になりつつも、右近に袖を引かれて宿場町を後にする喜八。 峠に差し掛かった所で雨が降り出し、二人は森の中の東屋に身を寄せた。そこには若い女が一人いるだけだった。
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歴史[文芸] R15残酷な描写あり
最終更新日:2024年06月13日
ネトコン12 ダーク 和風 時代小説 罪と罰 時代物 あやかし 読了時間:約21分(10,154文字)
連載 完結済 6エピソード
高齢化社会の現在におけるありふれた家族の日常を、思春期の芽衣の視線から描いた物語。 祖母が大好きだった芽衣。 だが認知症を患い、別人のようになってしまった祖母に戸惑う芽衣と家族の物語。 心温まるストーリーに仕上がっていますので、ご一読くださいませ。
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年05月14日
ほのぼの 現代 日常 家族 認知症 読了時間:約27分(13,449文字)
連載 完結済 2エピソード
見知らぬ場所で、目を覚ました貴志。 そこは病院のベッドの上だった。心臓の移植手術の後、昏睡状態から目覚めた貴志の記憶は混乱していた。 混濁する記憶に翻弄される貴志。そんな貴志を献身的に支える妻のゆかり。戸惑いながらも人生を紡いでいこうとする。 そんな二人の物語を、前編・後編の二部にわけてお届けします。
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年04月20日
現代 ハッピーエンド 医療 絆 夫婦 記憶喪失 読了時間:約21分(10,422文字)
短編
冬眠していた穴から、こっそり抜け出した子キツネのコン太。 コン太には春が来る前に、どうしてもやってみたいことがありました。 雪だるまをつくってみたかったのです。 コン太の小さな冒険のお話をお楽しみください。
作品情報
童話[その他]
最終更新日:2024年04月20日
ネトコン12 ほのぼの 動物 雪だるま 読了時間:約7分(3,180文字)
短編
病院で目を覚ました圭介。 意識はあるのに動かない体のせいで「脳死」だと判定されてしまう。誰にも理解してもらえない孤独の中、駆けつけた両親が圭介の最後の希望だった。 両親の深い愛情、それを全身で感じながら生きたいと切望する圭介の心を描いた物語です。 「脳死」をテーマに生と死について考える、3部作のひとつ。短編読みきりの作品です。 ステキブンケイにも掲載してます。
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純文学[文芸] R15
最終更新日:2024年04月09日
シリアス 現代 医療 親子 儚い 読了時間:約19分(9,458文字)
短編
幽けき月明かりに寄せて
作品情報
詩[その他]
最終更新日:2024年03月22日
透明感 月 読了時間:約1分(200文字)
短編
母を亡くした高校生の信也。コミュ障で孤独を持て余した信也は眠れない夜に訪れた海辺で夏美と出会う。 信也は「沈黙が気にならないっていい感じよね」と言った夏美に淡い恋心を抱く。夏美と過ごすことで現実と折り合いをつけられるようになっていく信也。 一方で夏美は悲しい過去に囚われたまま。 夏美が過去に決別すること、それは信也との別れを意味していた。 ひと夏の淡く儚い恋の物語。 「ステキブンゲイ」にも掲載中です。
作品情報
純文学[文芸]
最終更新日:2024年03月21日
男主人公 現代 恋愛 儚い 切ない 夜の海 読了時間:約21分(10,254文字)