春休み最後の日、ひかりは、庭でパンジーを食い荒らすカメのような生き物、自称バグを捕まえる。バグは人語を解し、別の世界から来たと言う。バグの力で異世界に放り出されたひかりは、自分の罪を償うため、沙漠に育つという「命の実」を探して旅に出る。旅の途中で同じ年頃の少年少女と出会い、彼らと共に旅をする。夜毎に一話、アラビアンナイトのように話が語られ、ひかりはその話に導かれていく。
BK小説大賞 HJ大賞6 集英社小説大賞6 シリアス 女主人公 人外 伝奇 アラビアンナイト風 沙漠の旅 魔女 ネトコン13感想
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