主人公『氷河龍(ひょうがりゅう)』は3歳迄、孤児院施設で育ち、《特別養子縁組》で養子になった。
星々学園大学院に入学。
星々学園大学院を主席で卒業し、大手IT企業のデジタルクリエイティブ部に所属。新社会人として働く毎日を送っていた。
氷河龍の夢は30歳迄ソコソコ働き、貯金がある程度貯まったら……海外で物価が安い国に永久移住し、海の見える土地で家を買って、楽しく人生をおくる事‼️
初給料の日、育ての父親の誕生日が明日だった。
俺をここ迄育ててくれた父親と母親に感謝の気持ちを込めて初任給の使い道は、父親には新潟県幻の銘酒『麒麟山』、母親には『ダイヤモンド・ネックレス』、フィアンセ《ミカリン》の『結婚指輪』を購入してから、自宅へと急いでいた。
氷河は夜がふけて、帰りが遅くなってしまった。
駅の近くに警察署があり、警察署の掲示板に『凶悪犯の指名手配』が気になって観ていた氷河。
氷河は正義感が強く、犯罪を犯して逃げてる犯人が許せなかった。
氷河はある人物に釘付けとなった。
凶悪犯指名手配の顔写真は〖X〗・名は〖???〗
詳細は見たことがない、不思議な文字が刻まれていた。
《ψЖЮёдфщйЭ》
『何だコレ⁉️』
氷河は不思議な文字が刻まれてる意味が、氷河の脳裏に浮かびあがった。
氷河は不思議な文字を理解し、言葉を発した瞬間、冷たい風が氷河の体を貫通した。
氷河は嫌な予感を感じて全く動けない。
氷河の背後から不気味な笑いが聞こえてきた。
キィヒヒヒヒッヒーーー。
突然、背中にチクチクと痛み出した。
氷河は胸に手を当てて、ゆっくりと手を見ると真っ赤な血に染まっていた。
『!?』(何だコレ!?)
ギャハハハハハハ~~。
チクチクッ❗……チクチクッ❗
氷河は何者かによって、凶器ナイフで刃先でにちょっこっと1cm程、突き刺されていた。
『ハァッ❓……(・_・?)』
氷河は急に眠気に襲われ、その場に倒れてしまった。
『ミカリンの《結婚指輪》だけでも……………』
氷河は息を引き取る前に、血塗れの手で《結婚指輪》を触り、ある場所へ転送した。
氷河はグッスリと眠ってしまった。
氷河の目の前に、見知らぬ男性が姿を現した。
氷河の運命はいかに………。