真夏に秘密基地を作って遊んでいた小４の創介は熱中症で倒れて死んでしまう。気付くと異世界の男爵家に転生していた！転生初日、うちの領地は半分が無くなった…。 　スキル判定で獲得した【魔石復活】に創介は落胆する。スキルが無くても魔石の再利用は出来ると知っていたから。二つ上の兄にも馬鹿にされる始末。 　…え？ハズレかよ！　せっかく生き返ったのに？ 　試しに魔石にスキルを発動すると目の前には魔物が！！…全然思ったのと違うじゃんか。　噛まないよな？　え？　話せるの？ 　配下を増やし、強くなり、また増やす。魔物の国でも造ってやろうかな？ 　 　魔物の楽園を造り領地の発展を目指す。そんな主人公の魔石リサイクルライフです。

　大異変。二一世紀、地球を未知の力が覆い、ゲートを通じて異世界と繋がった。ダンジョンが出現し魔物が徘徊する。魔物との生存競争。人類は疲弊し、文明は衰退、生存領域は狭まった。アビスシステムが人類に力を与え、小康状態にまで持ち直した。１５歳になった俺は、特別な魔魂術に目覚めた。魔魂術は魔石から魔物を再構成し、ダンジョン核をも利用する。魔物とダンジョンの力で危機を乗り越える。異界を巡り、人の生存圏を取り戻す。俺の魔魂術なら出来るはずだ。