作品一覧全4件
代表作 連載 完結済 13エピソード
高校の音楽部でバンド活動に精を出す天音は、中学時代のある一つのつっかえが未だ取れない。文化祭前、毎朝出会うあの子を見つめられないもどかしさを抱えていたら、つっかえる一因を作った女の子が転校してきた。いつしか心が離れていた彼女と再び友情を築きはじめたら、無性にあの子のとなりが恋しくなりはじめた。 ーー目を合わせなくなって随分経つあの子。心地の好い輪の中にいつしかあの子が溶け込んで、わたしは恋しいあの子に会いたくなった。あの子が静かに笑ったら、それがわたしたちの音楽が完成したということ。 あの子の笑顔はとなりにあるのに、あの子の微笑む感触はまだ手に取れない。歌を愛する少女が贈る友情と恋を描いた一つの叙情詩。
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年06月30日
アニセカ小説大賞1 キネノベ大賞12 シリアス ほのぼの 女主人公 学園 現代 日常 ハッピーエンド 青春 音楽 一人称 抒情詩 恋 コメディ 読了時間:約92分(45,724文字)
連載 完結済 26エピソード
少女は爛漫に美しく人の目に映る。彼女が綺麗である理由を彼女は知らない。そんな彼女との出会いを待ち続ける者たちが居た。出会うべくして出会うはずの彼女と彼らの定めは、あることをきっかけに狂いだした。彼女を追い続けるだけの定めを持つ者の隣に、いつの間にか彼女がいた。隣に在り続ける定めの者の隣に彼女が居ない。彼女は無意識に自分の綺麗を探し続ける。彼女の中で一番綺麗な彼はいつしか諦めることをやめたが、求める方法が見つからない。狂いだした定めは、果たして在るべき姿へ彼女を導くのか。偶然に等しい出会いを重ねた末に、待つものはなにかーー。
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年09月10日
ESN大賞8 シリアス 女主人公 現代 群像劇 日常 ハッピーエンド 青春 年の差 ESN大賞7 恋愛 切ない 読了時間:約270分(134,799文字)
連載 完結済 45エピソード
高校一年生となった春、あがり症の香夜子は新しいことを知ることへの不安を抱えていたけれど、わくわくすることを知った。「そのままでいいんだよ」と周りのみんなが教えてくれる、背中を押してくれる。新しい生活、初めての恋。今まで知らなかった自分を知って、友達や好きな人と共に自分の今の幸せを大切に抱きしめる。ゆらゆらぽかぽかとした陽が注ぐ温かな青春の1ページをお届けします。
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年08月12日
ネトコン12 ほのぼの 女主人公 学園 現代 群像劇 ハッピーエンド 青春 スクールラブ ネトコン12感想 恋愛 友情 音楽 哲学 シリアス 読了時間:約161分(80,202文字)
連載 完結済 22エピソード
いつでも周りに笑顔をくれる破天荒なおてんば少女、相田雫の優しい恋のお話。中学生になった雫はひょんなことから大好きな幼馴染の翔と付き合い始める。二つの歳の差に戸惑いを覚えているところに、いじめっ子だった記憶の壮が現れた。恋はどきどきするものだと本で読んだのに翔と居てもどきどきしない。壮と居るとごちゃごちゃする。ごちゃごちゃするのに再会した壮は優しくて一緒に居ると安心した。翔に対する「好き」の意味を考えだした雫は翔に「さよなら」を伝える決心をする。本当は昔からいつだって助けてくれて背中を押して笑顔をくれるのは壮だった。側に居過ぎてなかなか気付かなかったホントの気持ち、気付いたらもう止まらない。大人になるってどういうことなのだろう? どんどん欲張りになっていく自分。笑うも泣くも笑顔も不安も何もかも、全力で突き進む雫の成長ラブストーリー。キスしたい、キスされたい。触れたい、触れられたい。一緒に居るだけで笑顔になれるみんながもれなく好きだ。誰かが傷付くことを雫は恐る。それでも「好き」には色々な意味がある。
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純文学[文芸]
最終更新日:2024年06月30日
ネトコン12 シリアス ほのぼの 女主人公 学園 現代 日常 ハッピーエンド 青春 年の差 切ない 幼馴染 恋愛 ネトコン12感想 溺愛 読了時間:約232分(115,797文字)