2061年。完全なる自我を持つ、超人工知能「AI×OS(アイコス)」の出現は、人類に根源的な問いを突きつけた。もはや人間とAIに違いはない。
だとすれば、人間の意識、古来より語り継がれてきた”魂”とは一体何なのか? AIによって、それは証明できるのか?
そんな折、インド、ブッダガヤに謎の赤外線トンネルが出現する。それは、死者の魂が還る場所へと続く「天国への扉」だった。
大人達の陰謀に巻き込まれた少年、達也は、親友であるAI×OS(アイコス)、ユージを奪われる。ユージを救うため、達也は人間に眠る未知なる力 ”ネイティブシナプス”を覚醒させ、天国への扉をこじ開け、巨大な闇に立ち向かう。
そして、その道の果てで、達也たちは人類の運命を左右する、ある真実を知ることになる。
AIと人間の絆、そして魂の進化を描く、新時代のAIファンタジーノベル。あなたは、この物語の終わりに、本当の自分を見つけるだろう。
OVL大賞10 キネノベ大賞12 DNCMOON6大賞 アニセカ小説大賞1 カリスマ教祖 人工シナプス マザー、グランマ 10%の脳、新人類 浄土真宗、他力本願 三千大千世界,涅槃 薄緑色の瞳、AI ゴースト、宇宙、銀河
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