とある漁村には、沖に出た漁師を惑わす人魚を、村の女達が捕らえて食べて、美貌を保つという言い伝えがある。
この村の生まれのコウキは、浜に漂着した記憶喪失の美少女、ナギサと出会い、自宅に住まわせ妹として可愛がっていた。
ナギサが村に来て以来、海が穏やかになり、漁獲量が安定したことから、聖女ともてはやされ、やがて美しい娘へと成長した彼女に、村の男たちは異様なまでに夢中になっていく。
ある日、ナギサの身に危険が迫っている事に気がついたコウキは、母親を亡くしたマモルと、行方不明の姉がいるアキラと共に、ナギサを逃がそうと奮闘する。
※犯行シーンの直接描写はありません。
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