──人類史に残る最悪の種族間戦争 『人魔聖戦』。魔王率いる魔族軍との決戦の最中、タクト・タナトスはただの騎士として戦い、そして命を落とした。
……はずだった。
目覚めたのは、三千年後。
荒れ果てたかつての発展都市、空を巨大な魔導艦が翔け、街を浮遊都市が覆う、魔法と科学が融合したとんでもない未来。
訳も分からぬ中、彼が与えられたのは ──神化への切符。
<──アラヒトガミ・プロトコル、インストール完了>
神のような存在が遺した超高性能パワードスーツ『神鎧』を纏い、彼は新たな世界を、そして新たな戦場を駆ける。
ただし、それだけじゃ終わらない。
未来も過去も、異世界も現実も──何もかもがごちゃ混ぜになって無数の時空はひとつに重なり始めていた。
崩壊する宇宙を救うため、誰かの願いを未来へ繋ぐため。
タクト・タナトスは、白銀の神鎧を纏い、三千年の時を越えたその一歩で、終焉へ抗う。
異世界も、魔法も、科学も、神話も。
全部詰め込んだ究極の多次元SFファンタジー、ここに開幕!
★処女作です。
★小説家になろう、カクヨムの2サイトで連載しております。