高校生の一ノ瀬香織は、剣道部のエースとして毎日熱心に鍛錬に励んでいた。そんなある日、突然彼女は鎌倉時代へタイムスリップしてしまう。見知らぬ時代の戦乱の中で、防具姿の香織は源頼朝の目に留まり、武士としての道を歩むことに。香織は剣術の腕前を頼りに生き抜く決意を固め、その身に鎧を纏い現代の知識と剣道の技を駆使して、次第に頭角を現していく。現代の少女が鎌倉時代の戦乱に挑む、壮絶な戦いと成長の物語が今、幕を開ける!
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難しいことは抜きにして、主人公がのし上がっていく単純明快な物語!事前設定や歴史の知識も必要なく読めるよう心掛けようと思います。少女から勇ましい鎌倉武士に<染まっていく>過程がこの物語のテーマです。