※第四章に入るところですがタイトル変更します。
俺TUEEEもチート無双もナシ。あるのは最弱(?)スキルだけ。
36歳無職、最後の昭和生まれを自認するトラブルメーカー・山村と、最強魔女を目指す18歳の女子大生・吉野。
年の差バディが、現代日本に現れたダンジョンに挑む、SFファンタジー。
彗星接近で世間が騒いでいた年、俺は30年ローンで家を買った。
空前の買い手市場。何も起きなきゃ儲けもの。何かあったら、ローンなんてチャラだ。
──そして、“何か”は起きた。
地上にダンジョンが現れ、会社をクビになり、妻には逃げられた。
平凡な日常は崩れ去り、暴力とは無縁だった俺は、命知らずの探索者へ。
イヤならやめればいい?
それが出来れば苦労しねえよ。
一度動き出した歯車は、ぶっ壊れるまで止まらないだろ?
ダンジョンで俺が授かったスキルは、史上最悪のワナか、それとも人生をやり直す救いの手となるか──。
家庭崩壊寸前の男と、魔法使いの女子大生(?)。
ときどき切ない家族愛を混ぜながら、不思議な絆で結ばれた二人は、今日もダンジョンの奥へと進む。
現代ファンタジー×ホームドラマ。
友情、家族、そして不器用な純愛。
そんな物語を、お届けします。
※カクヨムでも掲載しています。
※地の文は基本漢字で。セリフは登場人物によって漢字、ひらがな、カタカナを使い分けています。
「……」のあとに句読点があったりなかったりするのも、セリフの流れで変えています。
誤字ではないので、念の為。