プロローグ
これはとある国の物語。
この世界では魔法が使える者が一定数いた。
その中でも一人一人自分だけしか使えない得意魔法を持っておりその得意魔法のレベルにより魔法のレベルも変わってくる。
だが例外もある。貴族の場合だ。
この国では昔、大変大きな災害が襲ったことがあるという。
だがその時ある五人が災害に立ち向かったらしい。
その五人の血筋が今も貴族として残っている、そんな言い伝えがある。そのため五つの血筋は当時神様から授かった魔法をそのまま伝承する力があるらしい。
そしてその国にはその五人が建てたと言われている古くからある魔法学校がある。それは国で唯一の魔法学校でもあり、魔法が使える者のほとんどはここに入学、寮生活となる。
この話はその魔法学校の最強を目指す6人の軌跡を舞台とした物語である。