『力』とは一体何だろう。
相手を圧倒したり、潜在的なことだったりと様々な考え方がある。
何を持って力というのか。明確な答えなんてものは恐らくない。
ただ、力を使うと一つの概念が生まれる。
それは『感情』。
自分のために、相手のために思う気持ち。
そこにある『感情』とはどういうものだろうか。
勝ちたい、負けたくないと思う熱い感情。
悲しい、悔しいと思う冷たい感情。
嬉しい、楽しいと思う明るい感情
好き、幸せと思う温かい感情。
関わりたくない、イラつくと思う暗く何か混ざりあった感情。
そして、どの感情にも当てはまることがある。
『色』という存在だ。
『力』の先に思い描かれる『色』は何色なのか。
赤か青、緑や黄だってことも。
茶色、紫、桃。黒色だってあり得る。
もしくは、『真っ白』な何の感情も無い色か。
幼少期に父親とある約束をした少年ハクは、その約束を果たすため政府軍に入る。
そして、政府軍に入ってから知ることになる様々な真実や思惑。
この世界を二つの勢力に分けた力とは何なのか。
立ちはだかる苦難や困難、強敵に対してどう立ち向かっていくのか。
仲間との出会いによりハクはどんな成長をしていくのか。
これは父親との「約束」を果たすための物語だ。
※この作品はcolor²と書いてそのままカラーと呼びます。
不定期更新になります。週に一話~投稿予定ですが、時間の都合上できない場合もあるのでご了承ください。
また、初めて書く小説のため小説っぽくない書き方だと思います。
シリアス ほのぼの 男主人公 未来 魔法 冒険 日常
読了時間:約194分(96,682文字)