——絶対に、助けるから。
異次元に存在する【神ノ力】を制御下に置き覇権国となったオーディニア帝国。
その力の一つを操る能力者の少女グングニルの右肩に現れた痣は、彼女への死の宣告であると同時に、これから起こる戦いと災厄の兆しに過ぎなかった。
研究者エルウィン=ラックハイムは彼女を助けたいと、生きていて欲しいと強く願い、自身が発明した’力’で、目の前に立ちふさがる壁を破って走り出した。
この残酷な世界の未来に光を見ようとするように。
あるいは、自分の過去を振り払うように。
作品情報
ハイファンタジー[ファンタジー]
残酷な描写あり
最終更新日:2025年03月29日
シリアス ダーク 男主人公 女主人公 西洋 中世 近世 魔法 冒険 超能力
読了時間:約580分(289,987文字)