作品一覧全4件
短編
名もなき旅人、旅の途中に立ち止まって四季を目にとめた。
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詩[その他]
最終更新日:2016年11月24日
読了時間:約24分(11,730文字)
短編
 美与は滝田の家に生まれた。滝田家は、尾道駅前通りの食堂だった。その食堂は祖母の小枝子が始めたものだった。父親の義三は小枝子の息子で若い頃は遊び人だった。母親の葉子は、義三の遊びに愛想を尽かし幼い美与を遊楽において出て行った。美与は祖母小枝子の背中を見て大きくなった。美与は親友の同級生小川友恵と共に看護師になろうと頑張る。高校時代の先輩、篠宮隆司や柏木壮太と知り合った。その中の一人柏木壮太と美与は恋をして、美与と壮太は親達の反対を押し切って同棲を始める…                          フィクションです
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ノンジャンル[ノンジャンル]
最終更新日:2013年04月26日
文学 愛 読了時間:約79分(39,394文字)
短編
大島裕也は、四十を一寸過ぎたばかりの働き盛り男盛り。そんな裕也が、左遷される事になった。子会社に移るか、退職か迫られる。裕也は迷いながらも、子会社に行く。裕也には若くして死別した妻、秋乃との間に男の子がいた。その正弘の事を考えると、今仕事を辞める訳にはいかなかった。 子会社に移り、取引先に行く事ななった。取引先の商談相手は、中森弥生と言う亡くなった妻の従姉だった。しかし中森と言う苗字を、知っている筈の裕也が忘れて思い出せなかった。当然覚えていると思っていた弥生は、戸惑い自分が秋乃の従姉である事を言いそびれた。  取引先に弥生の妹分で、離婚して元気のない住田房恵が居た。その房恵に裕也は惚れてしまった。やがて裕也も弥生が、従姉である事に気付いた。裕也を好きになった房恵は、裕也に誘われるままに関係をもった。弥生は複雑な気持ちで、なさぬ仲の二人を見守っていた。  家裁で調停と言う派手な離婚をした房恵だったが、二人の娘達に仕向けられ前夫の忠彦と縒りを戻す。いつかは別れなければと思っていた裕也だが、房恵一家の仲の良さを目の当たりに、見せられる結果となった。  子会社に移った時に、四十過ぎだった裕也も、五十路に近くなっていた。すでに正弘も、社会人になっていた。弥生も今の仕事を辞めて、故郷の尾道に帰って、父親の仕事を継ぐと言う…。尾道に帰る前夜…弥生は…
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ノンジャンル[ノンジャンル] R15
最終更新日:2013年02月01日
読了時間:約77分(38,007文字)
短編
 三十歳になった女性…若宮 彩が、高校時代の親友、田口奈美の家を訪れた際に知り合った奈美の兄、田口弘樹…弘と十数年ぶりに再会する。二人はやがて一途な恋に陥り愛し合い結婚を考えるようになる。しかし、彩には神崎家の両親に捨てられると言う暗い悲しい過去がありそれがトラウマになっている。養母の若宮良子は、キャリアウーマンで彩が一人で生きて行けるようにと大学卒業まで金銭面では、何不自由なく過ごさせてくれ彩を自立させた。社会に出た彩は仕事も如才なくこなし大学時代からの親友、大山恵子と一緒に男との遊びもする。気付けば三十歳近くになっていた。そんな時、弘樹と再会する。いつしか二人は結婚を考えるが、いざ結婚となった時、弘樹の母親、田口多津子に反対される……
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ノンジャンル[ノンジャンル] R15
最終更新日:2012年12月01日
恋愛 読了時間:約80分(39,558文字)