「死んじゃだめだよ」
そう叫んだ彼女は、今日も僕の自殺を止めるんだ。毎日毎日飽きもせず。どんな場所にも駆けつけて。呼んでないもないのに現れる。
「じゃあ、今日も生きてね」
「なんで止めてくるの!?」
どれだけ拒んでも、傷つけても、彼女だけはずっとそばにいてくれた。何でかは分からないけど。
いつの間にか僕は、救われていた。彼女のことを、好きになっていた。一緒に過ごす日々が、このまま続いていくんだと思っていたんだ。
……だけど。
これは、二人(?)の淡い恋模様と不思議な能力のお話
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