いつからか、他人の感情や思いが、分からなくなった。周囲からは冷たく無表情だと言われるように。孤独感を深めていく主人公。
彼は、自分の持つ特殊な力(能力者)を使いながら、少しずつ人々と関わろうとする。そして、人の感情や想いを知ろうとしていく。
そんな中で、同じように能力を持つ、1人の人物が手助けを。また、神界から来た狐との出会いも。
(武道の)師匠に勧められ、能力者2人で作った『書庵の泉屋』ーー
ここでは主人公に「命の尊さ」や「別れ」、そして「愛」を教えてくれる。互いに助け合い、涙し、時に笑いながら成長していく。
景色を見て「綺麗」と口にできる程の感情を持った時、口に出す事、伝える事の大切さを知る。
やがて、主人公の孤独の謎が明かされる時——。
主人公自身も知らなかった謎が解き明かされる時――
〝貴方なら耐えられますか?〟
そして、、、、、『貴方は、誰を責めますか?』
※本作は、核心をあえて隠し、進めます。
読んでいくうちに、少しずつ明かされることを楽しんでいただければと思います。ジワジワ面白くなる系です。
BK小説大賞 HJ大賞6 ネトコン13 男主人公 現代 超能力 伝奇 ESN大賞8 文芸 ファンタジー 推理 現代ファンタジー 切ない 成長 神獣・精霊
読了時間:約287分(143,296文字)