小学五年生のプールで話しかけてきた男の子と私は宇宙で結ばれた運命だった。はず。。。 図書館でそんな運命にはしゃぎ、中学生になった二人は星空の下でキスをした。 ずっと、一緒だと思っていたのに。運命の設計図には何が書かれているのだろう。 入道雲のした二人は

地方から都会に出てきた山田さん。頑張っても都会での大学生活にうまく溶け込めないまま一年が過ぎた。 二年目の夏にバイト先でツッキーと知り合った。元気いっぱいのツッキーを「関わり合いたくない人」と認定していたが、ある夜、緑のジャージ姿のツッキーと公園で話し込むこととなった。 卒業までのツッキーとの楽しい暮らし、そして、卒業後の梅雨に訪れた変化。 梅雨のあとさきの物語

花のスケッチを自由研究に選んだ僕は、小麦という花に詳しい女の子に出会った。 明日も会おうと約束したのに、僕は守れなかった。 そして、小麦も前に約束を守れなかったことを、ずっと気にしていた。 夏休みの小さな恋

好きになった会社の後輩は、彼の前から姿を消した。永遠に会えない彼女に、彼はずっと恋をしている。 そして、彼の妹はダメ男の子供を一人で育てる決心をする。 それぞれの、再出発。背筋を伸ばして

三つの短編で繋ぐ卒業のエピソード ＜約束＞ 小学校三年の時に引っ越してきた雪乃は、卒業式の前にまた引っ越して行った。 僕は雪乃との約束を守れなかった。 (応援) 一緒に図書係になった信也は背の低い天然だった。あんまり、天然で私がいつから晋也を好きだったのか分からない。 でも、ずっと応援することは分かるんだ (永遠) 夏の流星観察で見たのは、朝焼けだった。巡り合う運命。 それは、近くにあるもの

派遣先で出会った彼と恋をした。 ずっと我慢していた「好きです」ひとことに、彼は「君のそばにいるよ～always be with you」そう言ってくれたのに。 運命がいつも次の出会いを準備する。

クリスマスに大切な人と過ごせない人に。 月の手紙、Letter of moon。 ちょっと幸せになれる恋の短編集。 【告白】 クリスマスイブに告白をするのが夢の男 【片想い】 中学生の時からの片想いを忘れられない女性の話。 【気づいて】 大切な彼女の気持ちに気づかない男の話 【月で逢いましょう】 お坊ちゃん育ちの彼を愛してしまう女の話

人を好きになるのに、理由はあるの？ 青鬼になってしまった話。 魔女になった話。 クリスマスの恋の話を二編です。

運命は生まれる前から決まっているらしい

唐突に出て行った彼女が雪女になって帰ってきた。