"赤の彼"は生者を裁き、"青の彼"は死者を裁く――"赤と青の断罪者"は、ある不思議な双子の兄弟に出会う。お互いを大事にし合うその双子は、ある日を境にすれ違っていた。そんな双子に無関心な"赤の彼"と、なぜか放っておけない"青の彼"。ついには断罪者の二人もすれ違うようになり――。彼らの絆と能力が試される"とある双子のすれ違い"とは……？ ＊本編『とある双子の非日常』と『赤と青の断罪者』のクロスオーバー小説です。本編を未読でも充分楽しめるように考慮しております。

　"赤の彼"は生者を裁き、"青の彼"は死者を裁く。人でありながら人ではない彼らは、ある日突然現れる。それが始まりとなり、終わりとなる――。 　謎の二人組が謎の力で闇をねじ伏せる、ちょっと怖いお話。

　とある高校には、少し変わった双子がいる。兄の千夜は好奇心旺盛で天然ボケなトラブルメイカー。弟の一夜は超絶クールで無口な突っ込み役。 　この物語は、いく先々で何かやらかす兄千夜を、弟一夜が呆れながらもフォロー（もしくは突っ込む）非日常的な日常ストーリーである。 ▼2013/12/20完結いたしました。

　周りに"王子"と呼ばれる俺は、クラスメイトの美少女 ―― 波城かぐやに恋をしていた。しかし、彼女は決して笑顔を見せない。俺は彼女の笑顔のために、そして彼女の"自殺"を止めるために奔走する。 　本編『とある双子の非日常』のサイドストーリーです。