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連載 60エピソード
ある程度平和な文明を築いていた惑星アリオルムは、テイホ国とメクスム国の2つの大国からなる連合国と、20余の小国からなっていて、その中で「癒し」という独特の特殊能力を民の全てが持つ国…ミアハがあった。 ミアハは極小国で、地を癒す者セレス・人体を癒す者ティリ・植物を癒す者レノの3つの種族があり、それぞれのコロニーに分かれて生活をしていた。 そのミアハ国は、少し前からある事情でセレスが消滅の危機に陥っていて… ミアハの主軸的存在であるセレスの消滅は、時間の問題で他の種族の崩壊に繋がって行く為、ミアハの為政者的存在の長老はその危機を回避すべく、日々奔走していた。 そんなある日、100年に一度くらいのペースで出現する変異の子がレノに産まれる… 一方、最近ワープ技術を手に入れた連合国は、宇宙での活動にその技術を大いに活用し、周辺の星の探索で国全体が沸いていた。 その中で、惑星でありながら恒星からの日照時間には独特な色彩を放つ星を発見するのだが… その星は近づいて調査する内に、華やかな色彩とはウラハラにとても危険な星という事が徐々に判明する。 その星を巡り大国の活動は活発になって行く中…母星アリオルムではある深刻な問題がじわじわと表面化していた。 母星救済の目的も相まって、連合国の動きは色々と複雑になって行き、ミアハ国はその中で大国のエゴに翻弄されて行く… 実はミアハの民は古のある約定により、次第に大国によるヌビラナでのプロジェクトに巻き込まれて行くのを抗う事が出来なかった。 母星アリオルムの危機やセレスの滅亡を救う為、変異の子を軸にミアハやそれを取り巻く国々の様々な愛憎や人間模様を描く、SFファンタジー作品です。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー] 残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月20日
HJ大賞6 ネトコン13 集英社小説大賞6 123大賞6 スピアノベルス大賞1 ESN大賞8 SQEXノベル大賞2 GOマンガ原作者大賞 BK小説大賞 読了時間:約1,613分(806,261文字)