作品一覧全1件
代表作 連載 3エピソード
『この世界はいつなんどきでも美しい。私たち人類が生き続けるかぎり。』 この世は人類の大半が、「オーラ」と呼ばれる光を纏い、煌びやかな世界となっていた。 しかし"大半"であり、全ての人間がオーラを纏っているわけではない。 主人公である少年『レイ』はその大半からあぶれたうちの1人。レイは生まれたその時からオーラは無く、赤子の時にとある孤児院の前に捨てられたものの、その後の孤児院での生活にはそれなりに満足していた。それもそのはず、孤児院で生活している幼子はみな、オーラの存在を知らないからだ。 しかし、ひょんなことからレイが9歳の頃に「オーラ」の存在を知ることとなる。そしてレイは幼いながらに、何故自分がこの孤児院で暮らしているのかを察した。それは"自分はオーラがないことで肉親に捨てられた"ということを理解したことを意味する。 実際、オーラのあるこの世界では、オーラの無い者を見下し差別するものは多かった。時代とともに"オーラの有無で差別をすることはいけない"という風潮に変わりつつあるものの、心のどこかでは毛嫌いしているものは少なくないのである。 そんな中、レイは一大決心をし孤児院を抜け出すことに成功するが…
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
最終更新日:2025年05月18日
ネトコン13 集英社小説大賞6 現代 未来 職業もの 青春 超能力 ラブコメ モデル オーラ 芸能界 友情 恋愛 夢 ファッション 読了時間:約24分(11,722文字)