うつ病を患い、自分を否定しながらもなんとか生きてきた男。機械に支配された世界をさまよい続けていたが、彼の精神には限界が迫っていた。そんな時に出会った一体のアンドロイドとの対話から始まるおはなし。

命を、世界を、かけがえのない友を裏切り、全てを破滅へと追いやってしまった破壊神。彼の罪は消えることはない。それでも、償い続ければ自分を赦せる日が来るかもしれない。

人心荒んだ国、フレトス。不条理を目の当たりにし、時にはその身で実感しながらも、人の可能性を信じて歩き続けた旅人たちのおはなし。

寝てる間に戦国時代に飛ばされたフリーター・飯沼和義のおはなし。生きるために必要なもの、生きるための手段、色々考えて彼が歩み始めた道は──

気まぐれに異世界を旅する青年、タロー。今回は超ハイテク金ぴかタブレット型端末“異世界リスト”から、現在決戦を繰り広げている勇者と魔王のもとを訪ねて回るのだった。

おそらく仲良しのギャル・沙織とヤンキーの紅葉。彼女たちはいつものように学校を抜け出してコンビニに向かう。たぶんキャラメルラテでも飲みたかったのだろう。しかし、実に唐突な展開で異世界に転移してしまい、紅葉が申し訳程度に知っている異世界ものの知識を活かして冒険者ギルドとやらに向かう──

何気なく立ち寄ったコンビニでの出会いから始まる、凌真とレディース、そしてかつての恩師が紡ぐおはなし。

ある国で歌姫と称される美女、マリア。しかし、彼女にはもうひとつの顔がある。それは、歌姫として舞台に立ちながらも、出番の合間を縫ってターゲットを盗み出す──怪盗だった。というおはなし

タイトルが3分の1程度を物語る、とても真面目なおはなし。ジョニーじゃない、師匠が悪い。

あまりにも威圧感のある存在、凱。彼はその特徴全てにコンプレックスを抱いていたが、ハロウィンの夜、それを逆手に取り鎧武者姿で徘徊していた。しかし──