時代は令和。
悪霊に取り憑かれやすい中学生、瀬田守は平安時代に活躍した巫女が眠ると言われる巫女塚にお参りに来ていた。
言い伝えでは悪霊を退治した後、巫女は崇められ死後この場所に埋葬されたと言われている。
だからこの場所でお参りをすれば厄祓いになると信じられていたが、そこは巫女が生涯をかけて悪鬼を封じ込めたいわく付きの屋敷跡だった。
そうとは知らずに守は誤って封印の一角であった西側の杭を抜いてしまう。
ビビり散らかして逃げていった守の前に、夜現れたのは角と牙を生やした巫女だった。
そんなビビり中学生の守ともう一度封印を試みる半妖巫女、椿の令和日常ストーリー。
集英社小説大賞6 パッシュ大賞 ギャグ 巫女 半妖 中学生 令和 見える子
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