あんまり明るい話ではないです。
これのたたき台はかなり昔、サイトを始める前に書いたもので、ご存じの通り史実のウィプサニアの境遇はあまり救いがないので辛くなってしまったのでUPは断念して、ウィプサニアの性格設定も大幅に変更しました。
最初考えていたウィプサニアは、物静かで陰ながらティベリウスを支えて、父親の死後は運命に流されてしまう幸薄い女性でした。一般的なイメージかもしれません。
他のシリーズに合うように少し天然系に書き直していますが、話が話なので全体的に暗いと思います。
「名残の薔薇」とかのウィプサニアの性格とは変わると思いますのでご了承ください。
題名は黄昏の娘たち、ヘスペリデスの単数形 ヘスペリアから。