世界には魔法が当たり前に存在し、人々は日々を生きている。
だが、この物語の主人公は人間ではない。「言葉を持つ剣」――名をクロノブレイド。
持ち主が死ぬ瞬間、剣は「時間を巻き戻す力」を発動し、その人を救おうと奮闘する。
しかし、運命は一筋縄ではいかない。
剣は持ち主を変え、時を駆け、幾度も死を乗り越えながら「ある真実」に近づいていく。
なぜ自分は喋れるのか?なぜ時間を超える力があるのか?
それは、かつてこの世界を救った一人の魔法使いと、彼の願いに関わる運命の物語だった――。
BK小説大賞 HJ大賞6 ネトコン13 春チャレンジ2025
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