妖怪でありながら妖怪を狩る陰陽師となった少女の、青春と宿命の物語。
才色兼備で自信家な女子高生、藤原柚子は、ある日唐突に自分がこの世で最も恐れられた妖怪「白面金毛九尾の狐」の娘であるということを知る。娘は幾度も転生して力を蓄え、殺生石に姿を変えたまま封印された母親を甦らせる使命を与えられているという。だが、柚子には前世の記憶が一切なかった。
人間としての母親を妖怪に殺された柚子は、妖怪でありながら陰陽師となり、自身の正体を隠しながら五人の仲間と共に戦う。
由緒正しい寺の息子でチャラい光宗勝元。
柚子のことを何よりも優先する親友の天野沙也香。
柚子のクラスの委員長である双子の姉の一橋椿。
椿の双子の弟で不良少年の一橋翼。
そして、みんなと馴れ合おうとしない都涼介。
そんな彼女たちの前に立ちはだかるものとは——
この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。また、法律・法令に反する行為を容認、推奨するものではありません。
性的暴行を示唆するシーンがあります。ご注意ください。
カクヨム、Talesにも同作品を投稿しています。
作品情報
ローファンタジー[ファンタジー]
R15残酷な描写あり
最終更新日:2025年07月16日
HJ大賞6 ネトコン13 集英社小説大賞6 123大賞6 スピアノベルス大賞1 パッシュ大賞 シリアス 女主人公 和風 現代 青春 BK小説大賞 あやかし 妖怪 陰陽師
読了時間:約494分(246,509文字)