その日人生を終えたはずだった左江子は、なぜか『受付』の前に居た。
渡された木札は『参』。案内された待合室でぼんやりと思い出に浸りながら待っていると、銀色の美女に部屋の中へ通された。
「君には贖罪として、三人の『迷い人』を命の流れに乗せてもらうよ」
生前に犯した小さな罪の贖罪に、左江子は十王町の十王庁の職員たちと、迷ってしまった人たちの救済に挑む―――。
※ 人によっては苦しくなるようなテーマも扱います。前文に注意書きを載せるようにいたしますのでご注意くださいますようお願いいたします。
1話あたり3千~5千文字、本編 20話程度予定。毎日更新します。
作品情報
ヒューマンドラマ[文芸]
残酷な描写あり
最終更新日:2025年06月01日
シリアス 女主人公 和風 現代 職業もの 恋愛 ペットロス 離婚 死後の世界 だけどハッピーエンド 中編小説 異世界
読了時間:約122分(60,560文字)