生命の99%が死に絶えた惑星で、一人の男が生きていく。 2451年、人類が残した最後の叡智、自律ヒューマン型エングラム、通称ヒューグラム。 いわゆる感情を制御する機械であり、道具である。 アズーと呼ばれるその男は、ヒューグラムを携え、何者もいなくなったこの惑星に文明をもたらしていく。 空想科学に満ちた孤独な世界の謎の魅力に、読者はだんだんと引き込まれていくーー

　なぜかいつも面倒な事に巻き込まれてしまう主人公・純一。彼は高校二年の春、様々な色に出会い、今までより多くの面倒につきまとわれるハメになる。そこで始まった新しい物語に、彼はいくつもの苦難を余儀なくされるが、自慢の回避力を活かし、幾度とその壁を乗り越えていく。その怒涛とも言える苦しい日々の中で、彼自身が生かされ、そして様々な色に魅入られて、華々しくも悩ましい学園生活を送ることになる──。

ある大学生Kさん。ここんところ、なんだか顔色が優れないんです、何かあったんじゃないかしら。例えば、‘ご近所さん’と上手くいってない、とか。

レンタルできる彼女。 あれば、借りますか？ なければ、造りますか？

littleB・Ylittleの主人公語りを引用

私立飛鷹学園。その超超超名門校と名高き学園に、超超超美男子と名高き生徒が通っている。その生徒の名は、伏見院 綺羅。伏見院財閥の跡継ぎ息子であり、成績優秀、運動神経抜群、容姿淡麗の超超超パーフェクト人間でもある。クラスメートや、同期の生徒達からは「綺羅様」と呼ばれ、美男子評論家には「生きている間は崇められ続けるだろう」と予測され──しかし。そんな伏見院 綺羅には、みんなの知らない『事実』が隠されていて……!?

何らかの理由で右腕をなくした少年・筑波色と彼の元に突如現れた少女・アルファが出会い、世界は混沌の渦へと巻き込まれる。 その事実を知った筑波は、自らの命を犠牲に、世界を救うことを誓う。その誓いを認めた少女・アルファは、自分の持つ『再生または創造』の能力で、筑波が本来持たない右腕を再生させ、筑波の世界救済作戦を全力でサポートすることとなる――！！