神沢和泉は子どもの頃に「見える」ようになってしまい、悩んでいた。そんなある日、謎の人物に出会ってさらに見えてしまうように。実はその人物、酒寄は式神なのだと言う。
呪われて人間にされてしまったらしいのだが、記憶が曖昧でどうすれば呪いは解けるのかわからなくなっていた。
見えてしまう能力をどうにかしたい和泉と、呪いを解いて解放されたい酒寄。
そしてそこに絡む、鬼さまと呼ばれる男の意図とは。
見えてしまう和泉と、式神酒寄、そして鬼さま、三者三様の願いは───。
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こちらの作品は、「アルファポリス」に投稿後、話数調整してあります。
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