元地下アイドルでアイドルオタクの鈴原 茜は、同じくアイドルオタクの小津 常幸という男と出会う。
もう一度アイドルを目指すため彼をプロデューサーにする事を決意する茜だが、彼は「どうせ」を口癖に女の子の精神を分析してプロデュースをする恐ろしくドライなプロデューサーだった。
楽しい事大好きな適当ギャル 安丸 恵理
姉御肌の社会人 桜庭 京子
声が小さく主張の苦手な美少女 篠崎 蒼
完全完璧万能お嬢様 西園寺 縁
そしてアイドルに対して実直で前向きな少女 鈴原 茜と現実主義のプロデューサー 小津 常幸。
メジャー、地下、地底、声優、同人、果てはコスプレイヤーまで、古今東西アイドルと呼べるものの豆知識をフル活用して「安価で出来る高品質なアイドル活動」を追求しながら当たり前でありきたりな少女達の、悩みと呼ぶこともできない小さな歪と、アイドルという世界に立ち向かっていく姿を描く青春アイドル小説です。
日常 青春 アイドル 女主人公 現代 職業もの 成長 メゾン文庫大賞
読了時間:約189分(94,286文字)