「待たれよ!」
と言われても、都会のど真ん中で戦国武将の恰好をしたおっちゃんに言われても待つかぁぁぁぁぁぁぁ!!
わたしの前に現れた「謎のおっちゃん」
派手な格好して目立ちたがりのナンパだろうけど、怪しい人の話は聞く耳無し!
無視して歩いていたら、何故か一瞬でどこかの山奥に………
へ? なに? なんで?
混乱するわたしの前に、一刀の日本刀が突き刺さっていた。
それは静かに話し出す。
「お主を探していたと」
わたしは静かに刀の柄を持ち、話をするふざけた刀を、岩に向かっておもくそ叩きつけるのであった。
荒神の剣(こうじんのけん)に異世界へと導かれたわたし「須藤 美咲」の前に現れるデーモンやら、半魔族やら、まったく勘弁してほしい。
無理矢理さらっておいて「世界を救ってくれ」と言われても、
はっきり言ってなんの能力も特技もない女子大生なんですが・・・・・・。
悪夢の雨と言われる「光の雨」が降る世界で、喋る日本刀に振り回されつつも、わたしの目的はただ一つ帰る事だけ。
剣と魔法の王道目指して書いている小説「18才のファンタジェンヌ」よろしくお願いします。
挿し絵がある回には「挿絵」と書いてあります。
毎週 土または日曜日更新予定。
オリジナル戦記 青春 異能力バトル 冒険 女主人公 剣 魔法 日本刀 異世界 ファンタジー 挿絵 ESN大賞3 大学生 旅
読了時間:約106分(52,860文字)