中学1年生の冬、田舎から街中に出てきた引っ込み思案な孝和は慣れない街で半年以上も友達が出来ない事に焦りを感じ始めていた。
そんな時、孝和は友達がいないのに寂しそうな顔を見せない同じクラスの徹に興味を惹かれて、彼が1人で平気な理由を探り始めた。
それからすぐに、孝和は徹と徹の師匠を名乗るクラスメイトの美少女から彼等が魔術や巫術の類を使えるということを打ち明けられ、彼等を通して神と異類異形の世界に触れていく。
友情・恋心・魔法。自身が未だ知らない感情と経験を求めて、冴えない少年孝和は未知の世界へと飛び出す。