まずは悪役令嬢を殺します。……もう死んでる?、じゃあ勇者を殺そっか。
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「うん、この顔なら自信をもってかわいいって自己評価できる。」
ふわふわした金髪。碧い瞳。
だれよりもかわいく、お父様お爺様に愛され、何不自由ない侯爵令嬢。
男子大学生の前世より圧倒的にしあわせ。
……お母様が死んでいることを除けば。
原作を知っているわたしは、お母様の心情を知っている。
お母様ほど完璧な貴族はいなかったというのに、誰が殺したのか。
原作を知っている誰かが殺したのだ。
「この復讐は、わたしにしかできない。」
お母様への復讐は、わたしの義務だ。
※週一更新目標
※カクヨムにもあります。
※◆にはイラストが載ってます。