無口なキミ。
苦言をひとことも漏らさないキミ。
ただ前を見続けるキミ。
ぼくはそんなキミをずっと見ている。
輝く色素の薄い髪がそよ風に吹かれると、思わず触れたくなってしまう。
生徒会会長としての荷物を両肩に背負ってしまったキミ。
ねぇ、少しでもいい。
キミの力になりたいんだ。
ドジなぼくだけど……キミの隣にいてもいいですか?
生徒会書記:雨宮 鈴
「あ、ぼくも手伝う!! って……アレ?」
生徒会会長:有栖川 霧我
「いい、お前すぐコケるから。って、言ってるそばから持とうとするな!!」
コメディー要素たっぷりで、ほんわか甘いのいきたいと思って書きました。
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