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2083年、カストール帝国とウルバス社会主義国の戦争が終息を迎えた。 2076年、カストール帝国の皇帝が突如暗殺された。 一部の人々の意見ではウルバス社会主義国の国民が暗殺した説が有力になり、ウルバス社会主義国の暗殺を認めさせるデモが始まった。 当時、カストール帝国の皇帝は在位したばかり。 ウルバス社会主義国との貿易を辞めた事により、ウルバス社会主義国からは嫌われていた。 約1ヶ月後、無実の新聞記者の青年が捕らえられ、問答無用死刑に処された。 この出来事に苛立ったウルバス社会主義国はカストール帝国に接するフリガス湖にミサイルを威嚇発射。 そして、この2つの国の争いが大きくなった。 事実はカストール帝国の「女性の地位」の低さに不満を抱えたカストール帝国の女性が暗殺した事だが、この事実が判明したのは戦争が始まってから約2年後。 しかし、カストール帝国はこの事を隠し続けた。 どちらの国も過酷なシーソーゲームを繰り返していた。 そろそろどちらかが降参するかと思われていた2082年。 最強の軍事国家と呼ばれていた『フレイマ国』から空軍が派遣された。 『FANG隊』、FANGはジャパン語で『牙』。 特にリーダーの『ロナルディー・トゥルー』ことFANG1は『Silver FANG』と呼ばれていた。 そして、自ら派遣を志願した、『ARROW』、ARROWはジャパン語で『矢』。 『Silver ARROW』と呼ばれていた人物である。 そのままの『アロー』が愛称。 彼等が派遣され、2083年に終戦を迎えた。 そして、最後の戦闘の時以来、アローとロナルディーはフレイマ国から逃げ、アローがいた民間の軍事会社『Silver Force Delmoniko』にロナルディーが入社。 その会社は、どんどん拡大していき、規模で言えば民間どころではなかった。 そして、6年後この物語は、パイロットを辞め、少佐になったロナルディー・トゥルーと、現役のパイロットのアローの物語。 ロナルディーが作ったの新作の戦闘機『ha-21 SHOTEL』のテスト飛行から始まる。
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最終更新日:2013年03月23日
戦闘機 読了時間:約4分(1,691文字)