壺や壷、壺が出てくる話です。六百字。

寄進荘園が消滅せずに存続した世界。荘立悪党女学園に通う一年生の美翔ほたるは、生徒会長・美綴綾子を敬愛する、ごくごく普通のアイドル研究部員。しかし同じクラスの変わり者・各務透のことがどうしても気になってしまって？変な学園できました。清きほこりの秋冬春夏。一万六千字。春チャレンジ2025「学校」に寄稿。

修道士ゴーシェは、湖のほとりの修道院で、ぶどう酒を作って暮らしていました。ある冬の夜のことです。修道院の鐘が、大きく鳴りました。こんな夜中にいったい誰が…？不思議に思ったゴーシェは起き上がり、塔を登ってゆきました。すると、どうでしょう。二千二百字。

その村には、歌い継がれた歌がある。二千七百字。

砂漠の民に生まれた奴隷の子アザライは、偶然、古の魔術を発見してしまう。千三百字。

美姫・小苑(しょうえん)を慕う貴公子・周公(しゅうこう)は一枝の柘榴を手に彼女の屋敷を訪れる。千百字。

竜を使役することが貴族女性の名誉と讃えられる世界。貧乏貴族家に仕える愚かな騎士グイードは、姫に願われて竜の卵を探し求める。二千四百字。

漢vs皿！ 料理人を目指していた皿洗坂益荒男(さらあらいざか ますらお)が下積みとして嫌々やっていた皿洗いの奥深さに目覚め、皿洗いを極める道に進む話。皿を見つめ、己を見つめる益荒男は、何と戦い何を得るのか？