転校生の少女未友は、クラスメイトからいきなり、山へ行こうと誘われる。よくわからないままついていくと、そこである景色を見せられて心変わりをする、という短編。キーワードは山茱萸です。

突然虐められるようになった少女は、人気のない屋上でひとり泣いていた。そこではクラスメイトの美術部の少女がひとりで絵を描いていた。どうにもならないスクールカーストのなかで邂逅した、ふたりの少女の物語。

　高校三年生の秋の日。帰り道の話題に上がるのはやっぱり、目下の問題である大学受験のこと。だけど、気持ちは、この日々がずっと続けばいいのにと願ってしまう。毎日毎日、勉強のために空けられている時間は、余白が多すぎて色んなことを考えてしまう。少し鈍感な、おとなしい女の子、美香と、明るく社交の上手な、美香の友人、真由。二人の恋する日々の物語。「side A」は美香、「side B」は真由サイドになります。どちらかだけでも違和感はないようにしてありますが、できれば合わせて読んでいただければと思います。両話ともサークルの部誌に掲載させていただく予定です。

「親友」を題材にした小品です。

夕と、月の、ふたりの女の子の葛藤のお話です。

「花」を題材にした小品です。

「想い」を題材にした小品です。

月と空をテーマにした散文です。

「嘘」がテーマの散文詩です。

お誕生日の寿ぎです。